2012年01月27日

卓球指導法

卓球指導法★卓球初心者指導法★
このページは私が永年初心者と向かい合い試行錯誤の末、初心者により解り易く、自分なりに納得のいく方法としてまとめて見ました。

先ず、興味を持たせることが大切です。
①卓球はおもしろい。
②自分にも出来そうだ。 
③卓球をやってみようか。

そのために、先ずラケットとボールの関係を理解させるためにラケッの握り
方だけを教えて、次の2つをやらせます。
☆ 天 打 ち
ラケットを上に向けて、ボールを30cm~50cmの高さに軽く打ち上げ連続何
回続くか。最初は、5~6回ぐらい。次第に増やしていきます。
目標を50回、100回と決めて打たせます。100回以上続くようになれば、技
術的には完成でしょう。  しかし、集中力を養う(ボールを見るくせ) ため300
回やらせます。
☆ か べ 打 ち
かべから1.5~2メートル離れたところに、バウンドさせたボールを約1.5mの
高さのかべに向かって連続打ち返す、これは50回ぐらい続けばいいでしょう。
小中学生の場合は、以上のことをやらせてから、卓球台につかせることがい
いでしょう。
大人の場合もこの練習は必要ですが、あまり強制してもよくないので初めから
卓球台を使用して行う方がいいでしょう。
卓球の特性
卓球は、幅152.5cm、長さ274cmの卓球台を囲んで行う競技で、①プレイ
の領域が非常にせまい。②相手との距離が近い。③ボールが小さくて軽い。
この外、スピード、回転、コースの変化など、複雑な運動の繰り返しですので、
機敏な動きが出来るように指導します。
基本姿勢
〔姿勢・見る・動く〕私はこの3つことをしっかり認識させて練習を進めていま

す。
姿勢は、前項姿勢をとり、相手の動きやボールが良く見えるようにかまえま
す。
腰を安定させ膝は少し曲げた程度がよいでしょう。スタンスは、逆ハの字型

に肩幅よりやや広めにとり、つま先で立ち肘は腰の高さに、わき腹に軽くつく
ように構えます。

初心者の指導の仕方(2)素 振 り
初心者の素振りは、正しいフォーム作りをするため、毎日500回×2程
度行うとよいでしょう。
素振りのやり方は、ラケットを軽く握り角度を安定させ、基本姿勢を取ります。
初心者の場合は軽くだ円形を描くように振らせるのがリズムが取れてい
いようです。
また、素振りは、スウイングのスピード増強や、腕や身体の筋力を強めるの

に役立ちます。

素振りはただ規定回数だけ振ればいいと言うものではありません。基本姿勢
からラケットを振り切った時の腕、ラケットの位置角度、その後の基本姿勢に
戻り方など細かく注意してやることが大切です。
台を使っての練習法
それでは、いよいよ台を使っての練習に入ります。これは、私が永年、小中
学生のスポーツ少年団や、各種の講習会(初心者対象)などで、実施した練
習法です。全体の講習期間(時間)によって、各項目の時間配分は違ってき  
ますが、以下の方法・順序で進めるといいでしょう。
あまり基本にとらわれ過ぎると興味をなくします。
(尚、各項目の詳しい説明は、簡略にとどめます。)
基本的な打法‥
基本姿勢・スタンスのとり方、ラケットの角度とスゥイング
○ フォア打ち‥‥頂点打ち、バックスイングを取り過ぎない。
○ ショート‥‥主にバックショート、打球点を前に取りバウンドした直後を捕
らえる
○ ツッツキ‥‥ボールが浮かないようにラケットの角度と適正なスイングを
しているか見てやる。
この三つが出来るようになったら
サーブ・レシーブ・ ドライブ・スマッシュ・バックハンドなどを教えます。
応 用 編
○ フットワーク   左 右 ・ 前 後
○ ラケットの動きとボールの変化 〔変化球の出し方と受け方〕  
☆たての変化→カット・ドライブ    ☆よこの変化→右回転・左回転
○ 試合の進め方とルール 
  試合の進め方を教え、それに伴う簡単なルールをおしえる。
  ( 用語 ・ ラブオール ・ ゲームオーバー ・ カウントの取り方) 
  お互いに試合をすることによって、プレイヤーと審判を経験します。
○ 多 球 練 習、
  基本練習にしても、応用にしてもボールをたくさん使った 「多球練習」 で
やった方が効果が上がると思います。
  時間があれば「システム練習」もやると、さらに効果が上がります。

初心者の練習メニュー初心者の効果的な練習法はかご卓球〔多球練習〕が一番いいでし ょう。一

人に集中的に100球~150球のボールを送ります。他の1 ~2人にボール

拾いをさせて交替で打たせる。

① 姿 勢 〔かかとをかすかに浮かす、スタンスは逆ハの字型〕
② ボールを見る、相手の動きを見る 〔打球前も打球後も〕
③ 動 く 〔ボールの来た位置まで、しっかり動いて打つ〕 


※手打ちにならないように注意する


① フォアー打 15分
 手首の使い方、バックスィングを取り過ぎない。
  
② ショート 20分
 ラケットの角度を前に傾ける、台から離れすぎない。押し過ぎず、なれて

きたら振りをくわえる。


③ ツッツキ 20分
 ラケットの角度はやや上向きに前方に突き出す。ネットすれすれに飛んで
いるか。肩、手首に力が入り過ぎていないかチェツクします。


④ 切り替え 10分
 ショートとフォアの切り替え、スィングは8の字を横に大きく書いたような
ラケットの動き。


⑤ フットワーク 10分
 先ず、左右の足の動き〔寄せて開く〕をしっかり覚えさせる。


※ サーブ、レシーブの練習。素振りで正しいフォームを身につける。 



Posted by たっきゅう at 09:25│Comments(0)
 
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